メガネをつくる

お客様のライフスタイルに合った快適なメガネをお作りするために、カウンセリング・問診に少しお時間をいただきます。お作りするメガネの使用目的、現在の見え方、希望の見え方、レンズの種類、フレームのお好み、視力の相談、健康状態、趣味、ライフスタイルなど、メガネのご希望、お困り事などを詳しくお伺いします。スタッフはご相談内容を考慮し、視力測定からメガネ選び、そしてメガネや視力についてのアドバイスをいたします。スタッフとたくさん会話をしていただくことで、お客様に最適なメガネをご提案します。

予備検査、これはメガネを作るための本測定の前に、お客様の目の機能がどのような状態になっているかを見極める検査となります。光学堂メガネでは以下の項目の検査を必要に応じて行い、お客様に合った正確なメガネをお作りします。

光学堂メガネでは、視力測定に時間を掛け丁寧に測定いたします。認定眼鏡士等の専門スタッフがカウンセリング、予備検査から得た情報を参考にコンピューター度数測定機で目安となる度数を測定します。しかし、ここからが専門店の視力測定のはじまりです。その後、片目ずつ乱視も含めた細かな測定、両目バランス測定、そして遠方だけでなく近くを見る時の見え方の測定もします。また、遠近感、奥行き感、立体感を得るために大切な「両眼視」の機能やピント合わせに大切な調節機能もチェックします。

視力測定が終われば、最終の度数合わせ、見え方のチェックをします。視力測定で出た度数は遠方であれば、一番よく見えてかつ目に対して強すぎない度数です。しかし、実際のメガネ度数はお客様の見たい距離や見え方を相談しながら考慮して最終的に決定します。カウンセリングでお聞きした希望の見え方、そしてそれに合うレンズタイプをテストレンズで実際に体験していただきます。このステップ４では、遠く用、老眼鏡、遠近両用、中近両用、パソコン用などご納得いただくまで体験できます。実際に歩いたり、階段の上り下り、屋外での道路標識の確認、近方の見え方、距離感、違和感の有無、装用感の状況などチェックします。

フレーム選びでは、スタッフがお好みのデザイン・カラーをお聞きしながら、お顔に似合うフレーム選びをお手伝いさせていただきます。時には「えっ！私には・・・」と思われるようなフレームもご提案するかもしれません。メガネはファッションの一部ですので、新しい自分を見つけるのもフレーム選びの楽しみですね。
レンズ選びでは、視力測定及びステップ４で決定したレンズタイプを元に、多数の商品の中からお客様の目の特性、ライフスタイルに最適なレンズをお選びいたします。また、カラーレンズ、各種レンズコーティング、アイケアレンズなどもご提案いたします。

メガネを作製する前に行う大切なプレフィッティング。ここではお顔の正しい位置に安定的にメガネを維持するためにフレームをお顔に合わせていきます。ポイントは「光学的、力学的、美的」三つの要素を考慮して合わせることが大切です。顔の骨格を熟知したスタッフが顔幅の測定から左右の耳の高さ、目と鼻の位置関係、など細部にわたり観察測定し、さらに目とレンズの間の距離やレンズ面の横から見たときの角度（前傾角）も、専用工具を使い適正に合わせていきます。プレフィッティングが終わればアイポイントを設定します。
アイポイント設定は、レンズの光学中心と眼の位置関係を設定します。これが正確でないと、見にくさや、疲れの原因になります。

オーダーのレンズが届くと、加工指示書に従って加工機でレンズをカットします。最終の組立、微調整等は全て手作業で行い、フレームにレンズを入れてメガネを仕上げます。加工が終了したメガネは必ず検品検査をします。度数、乱視軸、アイポイントなど指示書通り作製されているか光学的な検品をして、各所ネジ、傷のチェックまで厳しい検査項目に合格したメガネのみお客様へお渡しいたします。

できあがったメガネをお渡しする際に、最終フィッティングをします。
正確に完成したメガネ、しかしお顔の正しい位置に安定的に掛けることができなければ、見にくく、疲れやすいメガネとなってしまいます。最終フィッティングでは、見やすく疲れにくく掛け心地のいいメガネになるようにミリ単位の調整をします。またステップ6で設定したアイポイントも正確に合っているかここで確認をします。特に遠近両用や強度度数の場合は大きく見え方、快適性に影響しますので正確に調整をします。見え方、快適性を左右する大切なフィッティング、専門店の技術を体験してください。

最後に出来上がったメガネの見え方をチェックします。メガネを長くご愛用いただくために、取扱い方法、お手入れ方法、注意事項、慣れるコツなどわかりやすくご説明させていただきます。

メガネを快適に長くご愛用いただくために、充実したアフターケア・保証をご用意しています。